/// 古民家・古材鑑定 ///

■ 古民家とは、日本の住居のうち建築年数がかなり経過した民家のことで明確な定義はありませんが、国が制定する文化財登録制度においては、「50年以上」というのが対象条件になっており一般的には

・伝統的な建築工法である木造軸組工法で建てられている

・茅葺屋根、草葺き屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い柱と梁を持つ

・築年数が50年以上経っている など

これらにあてはまるものを古民家といいます。

また、近年、リノベーションやリフォームによって再利用されるケースも増えており、長野県と県内市町村では、県内企業等の担い手不足の解消及び地域課題の解決並びに県内への移住の促進を図るため、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)、愛知県又は大阪府から移住し、県内で就業又は創業をしようとする方に対し、移住支援金を支給しています。

■ さまざまな「移住したい県」ランキングで常に上位に入る長野県は、本州の中央部に位置し、全国第4位の広さを持ち、自然が豊かで大都市圏とのアクセスも良好で、まち暮らし、里山暮らし、二地域居住など、自分が叶えたいライフスタイルを実現できる場所です。

情緒ある寺の町並み、アクティビティが満喫できる森や高原、フレッシュな農作物など、季節ごとの魅力があふれています。

これからの人生、豊かな自然に囲まれ『ゆったり暮らしたい』という想いに対し『ずっとこの家で暮らしていきたい』そう思える”終の棲家”を全面的に応援します。

古民家に住む

■ 古き良きを活かし、守り、住み継いでいくということ・・・

時間をともに過ごしてきた梁や柱などを活かしながら暮らす人の「今」にあった住まいに変え、全く新しくするのではなく、その住まいの価値を大切に受け継ぎつつ、技術や性能を加えて現代の住居同様、快適に暮らせる事が重要です。

経験豊富なスタッフが窓口として、一邸一邸丁寧に向き合いご提案し、お住まいのご不満をお伺いしながら、他にはないオーダーメイドを実現致します。

そこには当社のリノベーション・リフォーム技術が生かされています。

古民家をお持ちの方

■ 当社は『一般社団法人 全国古民家再生協会』に加盟しており、古民家鑑定士が在籍しております。

古民家を所有しているけれど

・リフォームして住み続けたいが、どうリフォームしていいのか分からない・・・

・相続時に売却を考えているが、解体せずに住んでくれる人に譲りたい・・・

・解体することになったが立派な木材が使われているので建替で使いたい・・・

・古民家を移築して住みたい・・・ など

古民家の活用を進めるため、当社在籍/古民家鑑定士を派遣して古民家の調査を行い、修繕・再生の可能性や維持管理方法のアドバイスを行いますので、お気軽にご相談下さい。

古民家鑑定

・有資格者在籍 古民家鑑定士1級/登録番号:KK200046

■ 古民家鑑定とは、一般社団法人/全国古民家再生協会が認定する古民家鑑定士が、築50年以上の古民家を独自の調査項目により目視鑑定するものです。

450項目を超える調査項目を、古民家鑑定士という資格を有した専門の調査員がお伺いして調査し、そのデータを元に鑑定書を発行致します。

鑑定書の内容は、その建物が移築や再生ができるコンディションにあるか、あるいは古材などの部材が再生可能な強度を有しているかなど、建物の耐久性に関しての判定と、その建物を売買する場合の価値を固定資産税の評価基準とは別の観点から価格をお付けするものです。

古民家のリユース促進のために定めた判断基準に沿って価値を表したものですので、古民家売買の法的証明などにはご利用いただけませんが、古民家の価値を経済性の側面からだけでなく伝統的な建築様式で文化的に残すべきものとして考える機会になる事だと思います。

これを機に、ぜひ一度、当社へご相談下さい。

※ 古民家鑑定の料金は、一つの建物に対し30,000円(消費税含)全国統一価格となっております。

敷地内に複数の建物がある場合は、それぞれ鑑定が必要な数だけ鑑定料がかかります。

また、鑑定書の発行は別途となりますので、事前にお問い合わせ下さい。

古材鑑定

・有資格者在籍 古材鑑定士/認定番号:KZ200251

■ 古材鑑定は、古材鑑定士が長年住み続けた古民家に使用されている古材の価値を専門的立場より価値を評価するものです。

古材鑑定を行うと、古材を複数の観点から評価され古材鑑定書が発行されます。

それにより、古材の状態が明確にわかり、再利用・再活用に関する情報が得られます。

また、鑑定士より、鑑定した古材を活かしたリフォーム(古民家再築)や循環型解体などのご提案もさせて頂くことが可能です。